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リンゴカミキリ               

カミキリムシ科

体長13〜21mm。
頭部および触角は黒色。前胸・肢および体の下面は黄褐色。
下のヘリグロリンゴカミキリとよく似ていますが,本種の触角は先端まで黒いですね。

名前はリンゴですが,成虫は5〜8月,ソメイヨシノ(サクラ)やセイヨウベニカナメモチ(レッドロビン)などに集まり,葉脈を葉の裏側から筋状に食べるようです。幼虫はサクラやナシなどの生木の枝の中で育ちます。我が家か隣家のサクランボの木から出てきたのでしょう。隣家の壁にとまっていました。

本州・四国・九州に分布し,広島県ではほぼ全県に生息しているようです。



写真はいずれも2019/06/26高浦
        
カミキリムシ科

ヘリグロリンゴカミキリ               


体長8〜12.5mm。

体は黄褐色。頭部と触覚の第1・第2節は黒色。上翅の両側に黒色の筋がありますが,肩の部分までは達しません。
上のリンゴカミキリによく似ていますが,本種の方が小さく,触角の上部が黄色い,上翅の黒い部分が縁沿いだけである,等が違います。

ヒヨドリバナフキヨモギなどのキク科植物の葉脈や茎を食べます。

本州・四国・九州に分布しており,広島県でもほぼ全域に生息していると思われます。


写真はいずれも2020/06/14彦山