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常緑性の中型のシダ。
名前のとうり形がヤブソテツに似て葉につやがあります。ただ,葉につやがあるのはオニヤブソテツでも同じです。はっきり違うところは,本種のソーラス(胞子囊群)の包膜はヤブソテツより大きく小葉の片側に4列ほどしかありません。またテリハヤブソテツでは包膜の中心が黒いのに対して本種の包膜は全体が灰白色です。
東北地方中部から九州にかけてに分布し,ヤブソテツ属の中でも最もありふれているようです。
今回は彦山に登るグリーンライン脇の法面上で確認しました。
写真は,いずれも2021/02/14
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