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アシナガオトシブミ        

オトシブミ科

体長約9mm。
体は黒色で上翅は橙赤色。上段の個体では前胸部が黒色ですが,中・下段の個体のように前胸部も上翅と同じ色になる個体もあります。

背面は光沢があり,ほとんど毛はありません。頭は長くて後方へいくほど広がり,中央に細い正中溝があって眼の間では広くへこんでいます。

図鑑には「クヌギやナラを巻く」とありますが,上段の個体はアラカシに,中・下段の個体はアベマキの葉の上にとまっていました。ブナ科植物なら何でも良いのかもしれません。

本州・四国・九州に分布しています。広島県では北部・西部からの記録はありますが,福山市からはこれが初記録かもしれません。








写真は上段2018/04/28一番組,
中・下段2021/04/18小立