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アベマキ     

ブナ科

高さ15m、直径40cmほどになる落葉高木。

西日本の雑木林の代表種であり、P戸町内でも各所に生えています。
ドングリが丸く大きいので、よく目立ちます。また、夏にはカブトムシやクワガタが集まる木としてもなじみがあります。

下記のクヌギとよく似ていますが,本種の葉の裏面には白い星状毛が密生して、白く見え、樹皮にコルク相がよく発達しています。かつてはコルクガシの代わりに樹皮からコルクをとるために植えられたそうです。 
 写真は左上2011/09/11福井八幡
左2〜4段目2011/09/11奥江
右下2011/09/18猪之子

高さ15m、直径60cmほどになる落葉高木。

上記のアベマキと同属で姿もよく似ています。ドングリなどそっくりです。ただ,アベマキほどには樹皮のコルク層は発達しません。また,葉の裏に星状毛はなく,緑色で光沢があります。

広島県では神石高原町などの吉備高原面に主として分布していますが,中国山地にもあります。沿岸部には少なく,アベマキが入れ替わって生えます。

瀬戸町では自生のものは確認しておらず,私が知る限りでは小立ふれあい公園の植栽された2本だけです。

関東地方ではコナラと並んで落葉広葉樹の代表種で,薪炭材やシイタケの原木などに広く利用されています。

写真は2022/11/14小立

ク ヌ ギ

ブナ科