ハ リ ギ リ
高さ25mにもなる落葉高木。 北海道から九州までの林内に生えます。 広島県内では吉備高原面から中国山地まで分布しますが,沿岸部や島嶼部には見られないようです。 瀬戸町内では彦山でしか確認していません。 同じウコギ科のタラノキより大きい刺が枝や幼木の幹に生えています。 葉は互生。枝先に集まってつきます。長さ10〜30cmのほぼ円形で,浅くまたは中程まで掌状に5〜9に裂けます。長い葉柄があります。 花は7〜8月,枝先に球形の散形花序を多数出し,小さな花をつけます。 果実は液果で,直径4〜5mmの球形。黒く熟します。 タラノキの新芽は山菜として有名で,テンプラや漬物として食べられますが,本種の新芽もテンプラにすると,なかなかおいしいです。 写真は上・中2009/04/12 下2011/08/19 いずれも彦山 |
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