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常緑性。スギナを大きく(約60cm)したような形。
スギナにとってのツクシに当たる胞子茎も作りますが,ツクシと違って葉緑素をもつため,栄養茎と同じような姿で,てっぺんに胞子嚢穂ができます。
さわった感触はスギナにくらべて硬く,ザラザラした感じがあります。庭などに植えてあるトクサ(砥草)は紙やすりのように使えるくらい荒いですが,本種はそこまではありません。そこで,役に立たないトクサでイヌドクサとなったのでしょう。
本州・四国・九州・沖縄に分布し,林沿や道ばたに生えます。
瀬戸町では,山北の河手川の土手に多く生えています。
写真はいずれも2018/12/21
山北下
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