スッポンタケ
以前,キヌガサタケを見つけたネザサの群落で白い球を見つけました(上段,10月20日)。偶然にも数日前に世羅町であったキノコ観察会で同じものを見せてもらっていたので,スッポンタケだろう見当がつきました。真ん中から切ってみると,案の定,中にスッポンタケの幼菌が入っていました(中段)。球は,大きいもので直径約6cmほどでした。 たくさんあったので,大きめのものを一つ持ち帰りました。湿らせた土の上に半分埋めて置き,毎日霧を吹いて菌体が伸びて来るのを待ちましたが,残念ながら10日ほどで萎びてしまいました。 伸びた姿が見たかったので,頻繁に通っていたら,ようやく下段のようにスッポンの首が伸びたような菌体を見ることができました(11月9日)。高さ約10cmほどでした。 この場所には何年も通っていましたが,今年のようにキヌガサタケとスッポンタケを見つけたのははじめてです。毎年生えてほしいものです。 写真は 上・中2024/10/20 下2024/11/09 いずれも一番組 |
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