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 瀬戸町の菌類へ
直径3cmほどの傘の下から白いレース状の菌網を伸ばした姿が麗しく「キノコの女王」と呼ばれます。
高さは15〜18cmで,菌網は柄の根もとまで伸びます。

幼菌は直径5〜6cmの球形で薄いベージュ色をしています(下段左)。今回は最盛期だったようで,下段右のように表面が割れて,今にも伸び出しそうな幼菌もありました。通常早朝から伸び始め,2〜3時間で開き終わります。でも,半日ほどで委縮して倒れてしまいます。そのため,この美しい姿に出会えるのは奇跡だと思います。

見た目が美しいだけでなく,食用にもなるそうです。ただ,傘にあるグレバ(胞子を作る部分)が悪臭を出すので,そこを取って中華風のスープなどに入れるそうです。

梅雨時と秋に,竹林内に生えると聞いていましたが,今回はネザサの根もとに群生しているのを見つけました。毎年生えるかは分かりません。

写真はいずれも
2024/06/29一番組
    
 

キヌガサタケ                         

スッポンタケ科