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ヨモギエダシャク    

 前翅長23〜30mm。
雄の触角は繊毛状で,雌は糸状ということですから,この個体は雄でしょう。灰褐色地に褐色の斑紋と筋模様が入っていますが,色や模様には変異が大きいようです。フトスジエダシャクに似ていますが,フトスジエダシャクの触角の末端の半分は糸状になるのに対して,本種の触角は先端まで繊毛状のままです。
「ヨモギ」という名前が付いていますが,幼虫はかなり広食性で,ヨモギ以外にもバラ科,ブナ科,クワ科,マメ科などの葉を食べます。
本州・帰国・九州・対馬・屋久島に分布し,広島県でもほぼ全域に生息しているようです。
写真は2022/10/21小立。
シャクガ科