フトスジエダシャク
前翅長16〜22mm。 雄の触角は櫛の歯状ですが,末端部の半分は糸状ということですから写真の個体は雄ですね。雌の触角も櫛の歯状ですが,その枝は雄より短いそうです。 前後翅とも外横線の内側はやや白っぽく,前翅の内横線の内側と前後翅の外横線の外側は褐色になります。また,前後翅とも横えい環と呼ばれる環状紋があります。 幼虫はセンダンを食草とし,5月から9月頃成虫が出現します。今回は小立の公園のトイレの明りにひかれて来ていた個体を撮影しました。 本州・四国・九州・屋久島・奄美大島に分布し,広島県では主に南部で記録されています。 写真はいずれも2022/08/25小立 |
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