ヤマトツヤハナバチ
写真の個体は雌のようですが,体長は約8mmでした。 キオビツヤハナバチという,とてもよく似た種があって雌では識別が難しいということなのですが,図鑑に雌の顔のクローズアップ写真があって,黄色い斑紋がヤマトツヤハナバチと一致しました。 山沿いや山間部などの山地帯に生息します。今回は山沿いの道端で咲いていたウマノアシガタの花に来ていました。他にはシロツメクサ,アキノキリンソウ,コウゾリナ,セヨウタンポポ,ヒメジョオンなどの花も訪れるようです。 越冬した雌がノイバラやススキなどの枯れた茎に坑道を掘り,ややつぶれた花粉塊を作ってその奥に産卵するということです。 北海道,本州,四国,九州に分布し,広島県でも各地で確認されていますが,同定に間違いがなければ,福山市ではこれが初記録かもしれません。 写真はいずれも2024/04/16一番組採集個体 |
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