ルリシジミ
小型のチョウ。 よく似た種が多いため,同定に自信はありません。 上2段の写真の個体はクララに卵を産み付けようとしているので雌だと思います。下段は我が家のツクシハギ(栽培)の蜜を吸いに来た雌の翅の表です。 本種の雌の特徴は,@前ばねの表(写真下)が白青色をしていてその外縁の黒帯が広い。Aはねの裏の色が白色でわずかに灰色を帯びる。B後ばね裏の三日月状の斑紋が個々に分離している,などです。 北海道,東北の沿岸部から九州まで分布しており,平地〜山地の樹林やその周辺の農地,河川などに生息します。 幼虫の食草はヤマハギ,フジ,クララ,クズなどのマメ科,イタドリなどが主で,成虫はフジ,クララ,ハギ類の蜜を吸います。 広島県では県下全域に分布しています。 写真は上2段2013/06/08志田原 下段2021/09/19高浦 |
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