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ニッポンヒゲナガハナバチ                                                  

コシブトハナバチ科
体長約14mm。
体は黒色。頭・胸・腹部第1節は灰白色長毛に被われています。
雄(写真)は触角が長く,これが名前の由来だと思います。雌では雄の1/3程度の長さしかありません。
本種には肉眼では区別できないほど非常によく似たシロスジヒゲナガハナバチという近縁種がいます。明らかな違いは前翅の肘室(亜縁室)という部分が本種では3つ(写真)なのに対してシロヒゲでは2つしかないことです。出現時期は本種が4〜5月でシロヒゲより少し早いそうです。

マメ科植物の花によく来るそうですが,今回はツツジの花の上で見つけました。

本州,四国,九州に分布し,広島県内各地に生息しています。

写真はいずれも2020/05/04猪之子