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ミドリヒョウモン       

タテハチョウ科
中型のチョウ。後翅の裏側に3本の白帯があることが同定のポイントになりました。
このチョウのどこが緑なんだろうと思いませんか?実は写真の個体はオスなのですが,メスでは後翅の裏側が緑色を帯びているようなのです。
日本全国に分布しており,平地〜山地の樹林とその周囲に生息しています。
広島県でも全域に生息し,今回は志田原のため池の土手でセイタカアワダチソウの蜜を吸っているのを見つけました。
幼虫の食草は,タチツボスミレ・ニョイスミレなどの各種スミレ科です。
成虫はヒヨドリバナやアザミ類など各種の花を訪れます。
メスグロヒョウモンと生活様式がほとんど同じで,表の模様はそっくりですから気をつけて見ないと,間違えやすいようです。


写真はいずれも2019/10/11志田原