キマダラミヤマカミキリ
体長22〜35mm。 体は赤褐色で全体が黄金色の微毛に覆われています。特に背面は,横たわった微毛の方向が異なるため光線の具合によってビロード状のまだら模様が浮かび上がり美しい種です。 幼虫はクヌギやコナラなどの各種広葉樹の腐朽木で成長するそうです。成虫は昼間にミズキやアカメガシワなどの花を訪れ,夜間は樹液に集まります。今回はクマノミズキの木の下の草の葉上で見つけました(後日,アラカシの樹液を樹液に来ているところを観察しています)。 本州・四国・九州に分布していますが,広島県では主に県南部で記録されています。あまり多くはないようです。 写真はいずれも2021/04/23彦山中腹(グリーンライン沿い) |
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