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ゴマダラチョウ        

タテハチョウ科
 中型。表の地色は黒色で白斑が散らばっています。裏も同様ですが,黒色がやや淡くなります。
上の個体は,羽化に失敗したのでしょう。左側の翅が伸び切れていませんでした。
幼虫の食草はエノキだそうです。エノキなら瀬戸町にはたくさんあるのですが,ゴマダラチョウにはなかなか出会えません。成虫はカブトムシと同様に樹液を吸います。今回,樹液が出ているアラカシの木を見つけたら,ようやく樹液を吸っている成虫に出会えました。下の写真で頭から黄色い管が出ているのが見えます。あれで吸っているところです。
北海道から九州まで分布していますが,北海道では札幌周辺のみだそうです。広島県では全県下に生息し,ごく普通のようです。

写真は,上2018/09/10奥江
下2021/06/10小立