ベニトンボ
腹長♂24〜27mm,♀22〜28mm。後翅長♂28〜31mm,♀26〜34mm。 雄の体は紫紅色で,翅まで色がついています。雌の体は黄色く,こちらの翅も付け根が同じ色を帯びます。 体全体が赤いショウジョウトンボに似ていますが,ショウジョウトンボに比べて体が桃色がかり,翅まで色がついていることで見分けることができます。 南方系のトンボで,従来は鹿児島県までしか分布していませんでしたが,2000年代に入り九州北部や四国でも確認されるようになりました。広島県では,2022年北広島町で初めて見つかっています。 瀬戸町ではこれが初確認なのですが,これまではショウジョウトンボと思いこみ,見過ごしていたようです。生き物に詳しい方に教えていただき,初めてベニトンボだと認識しました。 写真は,いずれも 2023/09/09志田原 |
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