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ベダリアテントウ       

テントウムシ科
体長3.5〜4mm。
体は橙赤色で,頭・前胸背のと上翅の斑紋・小楯板は黒色。
背面には黄白色の毛が密生しています。
本種はオーストラリア原産で,柑橘類の害虫として大きな被害を出すイセリヤカイガラムシの天敵として導入されました。その効果は抜群で,世界中の柑橘園で利用されているそうです。
上記の理由から今では世界中に分布しており,日本では北海道を除くほとんどの地域に生息しています。広島県では主に柑橘類の多い沿岸部,島しょ部に生息しているようですが,福山市からの記録はこれが初かもしれません。自宅の庭に生えたミカンの実生の葉の上にいました。

写真はいずれも
2022/11/27高浦