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シャシャンボ 

ツツジ科

高さ1〜5mの常緑低木〜小高木。
沿岸地のやせた尾根、乾いた林内や林縁、湿った谷筋などに生えます。
広島県では島嶼部から沿岸部に分布しています。
瀬戸町では,福井八幡神社の境内とその周辺の林でのみ確認していますので植えられたものと思われます。

葉は互生。長さ2.5〜6.5cm,幅1〜2.5
cmの卵状楕円形または楕円形。先は鋭くとがり、基部はややくさび形。ふちには浅い鈍鋸歯があり、厚い革質で表面にはつやがあります。

樹皮は灰色で縦に細く裂けてはがれ落ち、あとは褐色または赤褐色になります。

花は5月〜7月。前年の枝の脇から長さ3〜8cmの総状花序を出し、白色または赤みを帯びた筒状の花をつけます。

果実は液果で直径約5mmの球形。9〜10月に紫黒色に熟し、同じツツジ科のブルーベリーの実にそっくりです。食感や味もよく似ています。

写真は一段目2020/11/21、
その他以下2020/11/15
いずれも福井八幡神社