半常緑つる性木本。団地では冬にも葉が落ちないため,中国では忍冬の名がついています。 北海道南部以南の山野や道ばたに生えてます。瀬戸町では市街地を含めてどこででも見ることができます。 葉は対生。長さ3〜7cm,幅1〜3cmの長楕円形。ふちは全縁で先端はとがりません。裏面に毛が多数生えています。 花は,5〜6月,枝先の溶脇に甘い芳香のある花を2個ずつつけます。花は,はじめは白色またはわずかに短紅色を帯びていますが,次第に黄色に変わっていきます。 花冠は唇形で長さ3〜4cm細い花筒の先が2裂しています。 果実は液果で。直径5〜6,,の球形で2個ずつ並んでつき,9〜12月に黒く熟します。 私はこの花のにおいをかぐと,ふるさとの初夏の情景が浮かびます。潮が引いた海辺でカニやタコを捕っていた忘れられない思い出とともに。 写真は上2008/05/25高浦 中2011/10/31志田原 |
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