ネズミモチ       

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モクセイ科
 
高さ5mほどになる常緑小高木。
暖地の山地に生えます。 
P戸町内では、山の中に入れば,どこにでも生えています。

果実の形がネズミの糞に似ていて,葉はモチノキに似ているのでこの名があるようです。ただし,モチノキ科ではなく,モクセイ科ですので,要注意です。

葉は対生。長さ4〜8cm、幅2〜5cmの楕円形で縁に鋸歯はなく,全縁と言います。

花は,6月新枝の先に5〜12cmの円錐花序を出し,白い小さな花を多数つけます。

果実は長さ8〜10mm,直径5〜7mmの楕円形で,10〜12月に紫黒色に熟します。

写真は上2011/12/30志田原
中2009/06/15一番組
下2011/11/26志田原
 
 
 
 
中国原産で、高さ10〜15mになる常緑小高木。

公園や庭木に植えられています。
今回は東公園で撮影しましたが、P戸町内では、おそらく鳥が運んだ種から様々な場所に逃げ出しています。

在来のネズミモチと同じイボタノキ属ですが、全体的にこちらが大型になります。果実の形はネズミの糞のように楕円体ではなく、ほぼ球形になり、写真のようにびっしりとつきます。鳥が好んで食べ、ヒヨドリやジョウビタキなどがよく来ています。隣家の木にはヒレンジャクも来たことがあります。

花は6〜7月。新枝の先に長さ10〜20cmの大型の円錐花序を出し白い花をつけます。

写真はいずれも
2021/11/06東公園
   
 
 
モクセイ科
トウネズミモチ