高さ4〜8mになる常緑小高木。 関東地方以西の本州から沖縄にかけての山地に生えます。 広島県では主に吉備高原面に見られ、沿岸部には少ないそうです。 P戸町内では、市街地近くの林の林床で見かけます。庭木として植栽されることが多いので、逃げ出したものかもしれません。 葉は対生。長さ3〜7cm、幅2〜4cmの楕円形。厚い革質でかたく、表面に光沢があります。 若木の葉には先端がとげ状になった歯牙が2〜5対あり、触ると痛いです。老木になってくると、とげの無い葉が増えてきます。 雌雄異株で、11〜12月、葉腋に香りのよい白い小さな花が束生します。 果実は核果で長さ1.2〜1.5cmの楕円形になり、翌年の6〜7月に紫黒色に熟します。 写真はいずれも2012/03/17下郷 |
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