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コウヤボウキ   
キク科

高さ0.5〜1mほどの落葉小低木。

関東以西の本州から九州の山地の日当たりのよい林縁などに生えます。

瀬戸町では彦山の山頂に向かう林道に沿って生えています。

その年出た枝(本年枝といいます)には卵形の葉が互生しています(写真下左)が,2年目の枝(2年枝といいます)には細長い葉が数個ずつまとまってつきます(写真下右)。

花は9〜10月,本年枝の先につきます。白い筒状花が10数個集まった直径1cmほどの頭花で,同じキク科のアザミの花に似ていますね。

名前の通り,高野山で箒(ほうき)の材料として使われていたそうです。

写真はいずれも2019/11/01彦山