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ア カ マ ツ       

マツ科
 
高さ25m直径1.2mほどになる針葉樹。

日本全国に生えていますが、西日本では、松食い虫によって各地で松枯れが起こっています。

瀬戸町でもこの影響で、大きい木はあまり残っていないようです。ただ、各所で若木は見られます。  

マツと言えば、もう一種クロマツがありますが、クロマツは島しょ部などの海岸によく生えます。瀬戸町では、庭木として植えられているところはありますが、自然には生えていないと思います。

瀬戸内沿岸部は、かつてはどこもアカマツ林が広がっており、マツタケもよくとれていたようですが、アカマツが枯れた現在、代わってそこにコナラやアベマキ、ヤマザクラなどの落葉広葉樹が生えてきています。そして、その下にはナナミノキ、アラカシなどの常緑広葉樹がだんだん育って来ているところです。
 写真は上下2011/09/18福井八幡
   中左右2011/09/18志田原

ダイオウショウ(ダイオウマツ)           

 
北アメリカ原産の常緑高木。

幹は直立し,原産地では高さ25〜30m,直径は60〜80cmになります。 樹皮は橙褐色でウロコ状になり,大きく裂け落ちます。

遠くからではわかりませんが,近寄って落ち葉を拾うと葉が3本で長さ(老木20〜25cm,幼木10〜60cm)もアカマツ(2本で7〜10cm)やクロマツ(2本で10〜15)とは明らかに違うことがわかります。

果実(松ぼっくり)も在来の松に比べると大きく,手のひらに余ります。


グリーンラインを上がって,彦山への入り口の所にまとまって生えています。庭園木として植えられることが多いそうですが,ここではおそらく材木として植えられたのでしょう。使われないまま大木に育っていると思われます。

写真は2019/11/01彦山
 
   
マツ科