高さ10〜20m,直径30〜80cmになる落葉高木。 東北地方以南の本州,四国,九州の湿地に生えています。池や川の中に生えることもあります。 広島県では島嶼部,沿岸部から吉備高原面に広く分布しています。 瀬戸町では,各所のため池や,川の中に生えています。 葉は互生,長さ5〜15cm,幅2〜6cmの楕円形,縁には先端が腺になった小さな鋸歯があります。新葉の縁は巻きません。裏面は粉白色で無毛です。托葉が円形で大きく,遅くまで残るのが特徴です。また,新葉が赤いのも特徴で,名前の由来になっていします。 雌雄異株で,葉が展開した後に開花します。日本のヤナギの中で最も花期が遅いようで,5月に開花します。 写真は2012/06/23いずれも志田原 瀬戸池ほとり |
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