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ヤブツバキ  

ツバキ科
高さ5〜6mになる常緑高木。
暖地の海沿いに多く生えますが,山地にも生えます。
瀬戸町内では,山に入ればどこにでも普通に生えています。
葉は互生で,長さ5〜10cm,幅3〜6cmの長楕円形〜卵状楕円形。先端は鋭くとがり,縁には細かい鋸歯があります。濃緑色で,テカテカと光っています。
花は12月〜3月頃に咲きます。直径5〜7cmの赤い一重の花です。
果実は直径2〜5cmの球形で,熟すと列開し,黒い種子が顔を出します。
種子からは椿油がとれ,かつては整髪に使われていました。

写真はいずれも
2010/02/14志田原