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(ソシン)ロウバイ                                                       
ロウバイ科

高さ2〜5mになる落葉小高木。

中国原産で,1〜2月に芳香のある黄色の花が咲きます。正月花として使われます。ロウバイの一品種です。

花の直径が約2〜3cmで,花びらがややらせん状について内側の花びらまですべて黄色です。本種の原種である「ロウバイ」は花がやや小さく,中心の花びらが暗褐色をしています。おり,本種の方が見栄えがよいので,本種のほうがよく植えられているようで,瀬戸町でも本種だけを確認しています。

家庭の庭や畑に植えられることが多いのですが,山北の瀬戸川土手に植えられたものは誰でも気兼ねなくいい臭いをかぐことができます。

葉は対生で葉身は長さ7〜15cm,幅4〜6cmです。

果実は花床が大きくなった「偽果」と呼ばれるもので,割ってみると中に1〜1.5cmのそう果が数個入っています。これは,次の花の時期にも木に残っており,よく見ることができます。

写真はいずれも2021/01/03山北