トップページへ

 樹木一覧へ

ウリハダカエデ   


高さ8〜10m,直径25〜30cmになる落葉高木。
本州以南の山地でやや湿り気のある谷間などに生えるとあります。広島県内では島嶼部から,中国山地の高地まで広く分布しているようです。
瀬戸町内では彦山に多数生えていますが,ほかではあまり見ません。
葉は対生で,長さ10〜15cmの扇状五角形で浅く3〜5裂しています。
秋には紅葉して美しいです。宮島では島全体によく生えていて対岸の大野町からこれを見て「宮島のシラハシ(ウリハダカエデのこと)が紅葉したら麦を蒔け」と言われていたそうです。
ウリハダとは,樹皮が暗緑色で,黒い縦縞が入るためマクワウリの表面のような感じになるからでしょう。

写真は上2009/09/13,
     下2011/12/11
     いずれも彦山

ムクロジ科