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ヒ サ カ キ    

モッコク科

常緑の小低木〜小高木。

本州以南の山地の林床に,ごく普通に見られます。

瀬戸町でも,どこの山に入っても生えています。

葉は互生で,長さ3〜7cm,幅1.5〜3cm程度。先は鋭く,基部は鋭形,縁には浅い鋸歯があります。

雌雄異種で3〜4月,直径2.5〜5mmほどの鐘形〜つぼ形をした花を1〜3個ずつ束生させます。臭いが強く,ワラビとりなどで山に入ると,「春の香り」だなと感じます。

10〜11月頃には直径4〜5mmの実が黒く熟します。

西日本では,サカキ(榊)の代用として,この枝を神棚や墓に供えたりするため,盆・正月には,ホームセンターなどによく売ってあります。

写真は上2011/10/23一番組
中2009/03/29彦山
下2011/12/11彦山