ジャケツイバラ
つる性落葉低木 本州〜沖縄までの林縁や川岸,原野などに生えます。 広島県では,島嶼部,沿岸部から吉備高原面までにかけて分布しています。 瀬戸町では,瀬戸池横の県道脇で確認しています。 葉は,互生。2回偶数羽状複葉で3〜8対の羽片をつけ,各羽片には5〜12対の小葉がついています。小葉は長さ1〜2.5cm,幅5〜10mmの長楕円形で,裏面は粉白を帯びています。 枝はつる状に伸び,鋭い刺があります。 花は5〜6,長さ20〜30cmの総状花序に黄色い花をつけます。花は直径2.5〜3cm。花弁は5個で上側の1個だけがやや小さく,赤い筋があります。 果実は豆果で,長さ7〜10cm,幅3cm。10〜11月に褐色に熟して2つに裂けると,数個の種子が出てきます。 写真は2009/05/09一番組 |