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ハギの仲間      

マメ科

ハギと言えば秋の七草として有名ですが、瀬戸町にはハギ属に属する似たような仲間が3種分布しています。見分けがつきにくいので,3種を並べてみました。

 マルバハギ  ヤマハギ  ツクシハギ
 高さ1〜2mの落葉低木。
本州、四国、九州に分布。
広島県では島しょ部から中国山地まで広く分布しています。
瀬戸町内でも各所に生えています。
花序が基部の葉より短いのが特徴です。
花期は8〜10月。
小葉は長さ2〜4cmの楕円形または倒卵形で先がへこみます。

写真はいずれも2009/09/13彦山
 高さ1〜2mの落葉低木。
北海道、本州、四国、九州に分布。
広島県では吉備高原面から中国山地に分布し、沿岸部には見られないとありますが、瀬戸町では普通にあります。
花序は基部につく葉より長いです。花の色は紅紫色がで3種の中では一番濃く見えます。
花期は7〜9月と3種の中では一番早く咲きます。。
小葉は長さ2〜4cmの広楕円形で先は丸くなっています。
写真は上2009/09/13、下2009/07/30
いずれも彦山
 高さ2〜4mの落葉低木。
本州、四国、九州に分布。
広島県ではもっとも普通のハギで島しょ部から中国山地まで分布しています。
瀬戸町では彦山で確認しました。
花序はヤマハギ同様基部の葉より長くなっていますが、竜骨弁という下の花びらが白いため、花の色が全体に淡く見えます。
花期は8〜10月。
小葉は長さ2〜5cmの楕円形で先はへこみます。
写真はいずれも2009/09/13彦山