高さ10〜15mになる常緑高木。 暖地の山野の比較的湿潤なところに生えるそうです。常緑広葉樹の中では最も耐寒性が強く,宮城県・山形県まで分布しています。 瀬戸町では,山に入ると普通に見られます。 葉はクスノキ科らしく,テカテカ光り,3本の葉脈が目立ちます。長さ8〜18cm,幅4〜8cmと比較的大型で,裏が白いことが特徴です。 雌雄異種で,花は10〜11月,葉の脇に黄褐色の小さな花が集まってつきます。 果実は1年かかって成長し,翌年の10〜11月頃は,長さ1.2〜1.5cmの楕円形になり,赤く熟れて,とても目立ちます。 庭木や公園樹として植えられることもあるようです。 写真はいずれも2011/12/11彦山 |
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