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オオバヤシャブシ                                                       
カバノキ科
  高さ5〜10m,直径6〜10cmになる落葉小高木。

本来の自生地は福島県南部〜和歌山県の太平洋側と伊豆諸島のようですが,砂防樹,緑化樹として全国に植えられたため,現在では広く分布しています。
広島県でも各地に生えており,瀬戸町でも,どこに行ってもみられます。小さくて黒い,マツボックリのような果実が特徴的です。

葉は互生,長さ6〜12cm,幅3〜6cmの長卵形。先端は鋭くとがり,基部は丸く,左右が不揃いです。

雌雄同株で3〜4月葉の展開とほぼ同時に開花します。長さ4〜5cmの雄花序の先に2〜2.5cmの雌花序が遅れて開きます。
よく似たヤシャブシは雄花序が先端につくそうですが,瀬戸町では確認していません。

写真は1段目2012/04/07猪之子
2段目左2012/04/08一番組
    右2012/05/03一番組
3段目2012/04/07猪之子