マテバシイ
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高さ15m,直径60cmほどになる常緑高木。 「マテ」とは騎馬侍が使った刀身の細長い刀(馬刀:まて)のようで,大きくて細長い葉をもつことからマテバシイの名がついたようです。 葉身は長さ5〜20cm,幅3〜8cmの倒卵状楕円形で厚い革質です。先端は短く尖り,基部はくさび形で全縁です。 雌雄同株で花期は6月。果実は翌年の秋に成熟します。 果実は長さ1.5〜2.5cmの細長い,大きなどんぐりです。カシ類のどんぐりと違って渋味がないので食用になります。 樹皮は灰黒色で縦に白い筋が入ります。 本来の自生地は九州や沖縄の沿海地とされていますが,古くから各地で植栽されており,兵庫県の六甲山では,群落を作っているのを見たことがあります。今回は志田原のある会社の生垣として植えられているものを見つけましたが,小立の公園にも植えられています。 写真はいずれも2025/12/06志田原 |
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