ピラカンサ(トキワサンザシ属)
常緑低木。 ヨーロッパ東南部からアジアに6種類が分布するそうです。 日本ではタチバナモドキ,ヒマラヤタチバナモドキ,トキワサンザシなどが植栽されていますが,それらが,逃げ出して野外に生えています。 瀬戸町では空き地や川土手などで写真のような真っ赤な実をつけていますので,ヒマラヤタチバナモドキかトキワサンザシだろうと思いますが,両者は雑種を作ることもあるというので,正確に同定できていません。 いずれにせよ,花は5〜6月,白い小さな花がびっしりつきます。 果実は直径7〜8mm,花の無い冬に真っ赤に熟れてとても美しいです。この実は,野鳥の餌にもなり,種はその鳥によって運ばれます。 枝には鋭い刺があるので,要注意です。 写真はいずれも2011/12/31 猪之子 |
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