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ノイバラの仲間     
バラ科
   ノイバラ  テリハノイバラ
分布 北海道,本州,四国,九州
広島県では島嶼部から中国山地までほぼ全域。
瀬戸町では,市街地から山中まで,ほぼどこにでも見られる。 川土手には本種が多い。
本州,四国,九州,沖縄
広島県では島嶼部から沿岸部に多い。
瀬戸町では,市街地には少なく,山の近くの荒れ地,山中に多い。 
花 
 5〜6月枝先の円錐花序に芳香のある白い花を多数つける。めしべに毛が無い。
ざっとみても両者の区別はつきません。

 6〜7月枝先に芳香のある白い花を多数つける。めしべに毛がある。
托葉
葉の付け根にある托葉は葉柄と合着し,ふちがクシの歯のように深く切れ込む。先端は腺になる。

 緑色で上部まで葉柄と合着し,縁には先端が腺になった鋸歯がある。
左とは明らかに違います。
果実
直径6〜9mmの卵球形で9〜11月に赤く熟す。

直径6〜8mmの卵球形で10〜11月に赤く熟す。左に比べ,やや小さくまばらな感じです。

ツクシイバラ

 ノイバラの変種です。全体にノイバラより大きくなります。また,花が淡紅色を帯びて美しいです。
ノイバラとの違いは全体に腺毛があることです。