ニガイチゴ
高さ0.5〜1mほどになる落葉低木。 本州,四国,九州の山野の林縁や荒れ地に生えます。 広島県では,県北には分布しておらず,中央部から南部に分布しているようです。 瀬戸町では,彦山で確認しています。 葉は互生,広卵形で3裂していることが多いです。 花のつく枝の葉身は長さ2〜5cmと小さいのに対して,花のつかない枝の葉身は6〜10cmと大きい。 縁には不揃いな鋸歯があります。 両面とも無毛で,裏面は粉白色を帯びています。脈や葉柄には小さな刺があります。 花は4〜5月,直径2〜2.5cmの白い花が上向きにつきます。 果実は集合果。直径約1cmの球形で6〜7月に赤熟します。 写真は上2009/04/12 下2012/06/03いずれも彦山 |
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