カジイチゴ
高さ2〜3mになる落葉低木。 関東の太平洋側から九州までの海岸から沿海の山地に生えます。 瀬戸町では,民家の近くにしかありませんので,おそらく元々は栽培されていたものでしょう。広島県には本来自生していないと考えられています。 葉は互生,広卵形で,長さも幅も6〜12cmと大きく,掌状に3〜7に中裂します。 茎に刺はありません。 花は4〜5月。直径3〜4cmの白い花が上向きに咲きます。 果実は直径約1cmの集合果で5月頃淡黄色〜橙黄色に熟します。 芽吹いた枝を花材として利用するということですので,食用として果実を食べるために植えられたものではないのでしょう。もちろん,食べられるのですが。 写真上2008/1/24高浦 中2008/5/11奥江 下2008/5/25奥江 |
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