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高さ2mほどになる落葉低木。
北海道から九州までの山地の日当たりのよいところに生えます。

瀬戸町では,猪之子のあるため池の周りでしか見ていません。広島県では,沿岸部にはあまり生えていないようです。
葉は互生,長さ10〜20cmの奇数羽状複葉。裏面は白い綿毛が密生し,脈上と葉柄には腺毛と刺があります。
茎にも赤紫色の長い腺毛が密生し,長さ4〜8mmの細い刺が生えています。
花は6〜7月。枝先に淡紅紫色の花が数個集まってつきます。萼の外面には腺毛が密生し,軟毛も混じります。
果実は直径約1.5cmの集合果で8月に赤く熟します。

写真はいずれも2009/7/30
猪之子
  
バラ科

エビガライチゴ