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ビ  ワ 

バラ科

高さ6〜10mほどになる常緑高木。
中国から渡来したといわれていますが、国内でも野生のものが確認されているようです。瀬戸町内にも自生するものがありますが、これはおそらく栽培されていたものが逃げ出したものでしょう。

葉は互生で、葉身の長さは15〜20cmの広倒披針形〜狭卵形。表面は無毛で光沢がありますが、裏面には褐色の綿毛が密生しています。

花は11月〜翌年の1月にかけて咲き、長さ10〜20cmの円錐花序に小さな白い花が100個前後つきます。花の直径は約1cm、花弁は白色で5枚あります。冬場の貴重な蜜源になるため、鳥のメジロや冬でも活動する昆虫が寄ってきます。

果実は直径3〜4cmの広楕円形で5〜6月に黄橙色に熟します。甘くておいしいので西日本各地で栽培され、販売されています。














写真は上、中2021/12/18枠田
下2021/06/05小立