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ム ク ノ キ       

アサ科
高さ15〜20m、直径1mほどになる落葉高木。

関東以西の本州,四国,九州,沖縄の丘陵の日当たりのよいところに生えています。広島県では,島嶼部,沿岸部に分布し,内陸部には少ないようです。瀬戸町では,市街地から彦山まで各所に生えています。

葉は互生。長さ4〜10cm,幅2〜6cmの蝶楕円形。両面ともに短い伏毛が生えていて,触るとザラザラしています。
花は4〜5月葉の展開と同時に開花します。
果実は直径7〜12mmの球形で10月に紫黒色から黒色に成熟し,食べてもおいしいそうですが,私はまだ食べていません。

一見,ケヤキによく似ています。私も当初ケヤキかと思った個体がいくつもあったのですが,よく調べていくと,どれもムクノキのようで,瀬戸町内にはケヤキは自生していないと思われます。庭木として植えてあるのは多数あります。

写真は上2011/06/19志田原
中2011/09/23志田原
下2012/06/30一番組