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ケ ヤ キ       

アサ科
高さ20〜25m、直径1.5mほどになる落葉高木。

本州・四国・九州の丘陵や山地に生え,川岸などの湿った所によく生えます。
瀬戸町には自生のものは見つかりませんが,西グラウンドに大きい木があります。

葉は互生。長さ3〜7cm,幅1〜2.5cmの狭卵形で先端は長く鋭く尖ります。

ムクノキに似ていますが,ムクノキの葉には両面ともに短い伏毛があってひどくざらつくのに対して,本種ではさほどでもありません。ムクノキと明らかに違うのは,ムクノキの果実が丸くて黒いのに対して,本種では葉の根もとに小さい葉がついているように見えるものが果実です(3段目右)。

木目が美しく,狂いが無いため,重要な材とされており,お盆,楽器の木地,彫刻材として使われています。また,近年では公園に植えられたり,街路樹として利用されたりもしています。

写真はいずれも2023/10/30西グラウンド