落葉つる性木本。 北海道から九州までの山地に普通に生えます。 瀬戸町では,どこの山に入っても見つけることができます。 葉は互生,掌状複葉で小葉は5個。小葉は長さ3〜6cm幅1.1〜2cmの長楕円状倒卵形。先端はくぼみ,基部はくさび形。ふちは全縁です。 ミツバアケビとよく似ていますが,小葉の数がミツバアケビは3枚ですので間違えることはないと思います。 花は4〜5月。葉の間から花序が垂れ下がり,先端に雄花が数個,基部側に雌花が1〜3個つきます。 果実は液果。長さ約5〜10cmの楕円形で,9〜10月に紫色に熟して裂開します。ミツバアケビの果実とほとんど同じですが,こちらの方が中身が小さく貧弱な感じです。 写真は上2010/03/17猪之子 下2011/12/30志田原 |
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