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乾いたコンクリート壁に黒いススのようなものがついていました（上段）。コケか藻類ではないかと思い，持ち帰り顕微鏡で観察しました。 水をかけ，カメラで可能な限り近づけて接写したのが中段です。細いひものようなものが絡み合っているように見えました。ススではなく，生き物であることは間違いないと思われました。 顕微鏡で確認すると，下段のように見えました。ひもに見えたものは，細い筒の中に丸い細胞が入って伸びたもののようです。筒の太さは直径が約10μm（0.01mm）ほどでした。 形や色合いからシアノバクテリアだろうと思い，ネット上の写真を探したのですが，完全に一致するものには行き当りません。 「コンクリート壁に付着するシアノバクテリア」に関する記述など，どこにも見当たりません。おそらくユレモの仲間に近いと思うのですが，ユレモは水中に生えるはず。 どなたかご存じの方がおられたら，教えていただきたいと思います。 写真上2023/02/05西グラウンド 中，下 後日自宅にて撮影 |
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