ケミノゴケ
樹上または岩上に生えます。今回は、梅の木の枝にびっしり生えているのを見つけました(1段目)。 乾くと1段目のように葉が巻いて縮れますが、水を吹きかけてやると2段目のように水を吸って次第に開いてきます。 ミノゴケに似ていますが、水を吸った葉(3段目、長さ約2mm)は先端まで伸び、尖り気味です(ミノゴケでは水を吸っても先端は腹側に曲がります)。 リュウキュウミノゴケという、さらに本種に似た種があるそうですが、本種の剳ソが2〜3mmしかないのに対して、リュウキュウミノゴケは5〜10mmもあるそうなので、これはケミノゴケが妥当だろうと思います。 北海道〜九州に分布しています。 写真は1,2段目2021/12/18枠田 3,4段目は採集個体を自宅にて撮影 |
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