トップページへ

コケ・地衣一覧へ 
ホソバギボウシゴケ                     

人家近くのコンクリート壁に生えていました。

ケギボウシゴケに似て黒っぽいコケですが,こちらの葉には先端に透明尖が無く白く見えません。

葉は卵状披針形で2〜2.5mmと図鑑にはありますが,今回確認したものはそれより少し大きかったです。
葉身細胞(3段目左)の細胞は正方形〜やや長方形気味のものまであり,長さ約5μmほどでした。
基部の細胞は長方形で長さ25μmほどでした。

低山地〜高山の日当たりのよい岸壁や転石上に生えます。

写真はいずれも2024/03/03小立
    
 
 
蘚類  ギボウシゴケ科