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ケギボウシゴケ
ギボウシゴケ科
乾いた岩上に黒緑色の塊をなして,硬い感じがしますが,吸水するとすぐに開いて鮮やかな緑色に変わります。
茎は長さ1〜3cmほどです。
葉は卵状の基部から披針形〜線形に伸び,長さ約3mmで先端には明らかな透明尖があります。
葉身細胞は丸みのある方形〜六角形で幅は約8μmです。下部の細胞は長方形になります。
北海道〜九州まで分布し,低地の日当たりのよい人家付近の石垣上から亜高山帯の露岩や転石上に生育します。
写真は1,2段目2023/03/07奥江