マツゲゴケ
地衣体は10〜15cmの葉状で,灰白色〜灰緑色。緑藻が共生しています。 スギやサクラなどの樹皮に普通に見られますが,岩上にも生えます。 ウメノキゴケに似ていますが,本種には地衣体の先端にシリアと呼ばれるまつ毛状の器官があります。また,同じく先端には粉芽の塊も着きます。 ここまではヤママツゲゴケやニセマツゲゴメなどの同属種と同じなのですが,本種では地衣体の表面にマキラと呼ばれる割れ目が見られ,区別できます。 北海道・本州・四国・九州・小笠原諸島に分布しています。 写真はいずれも2022/11/26彦山 |
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