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ヤブニンジン                        

セリ科  ヤブニンジン属
  林のふち,竹やぶなどの日陰に生える高さ30〜70cmの多年草。

葉が人参の葉に似ていて薮に生えるところから名付けられたようです。

葉は2回3出羽状複葉で薄くて柔らかく,裏面は白っぽいです。小葉は卵形で縁には粗い鋸歯があります。花の形がよく似たヤブジラミでは,小葉がこれよりも細かく裂けて,よりニンジンに似ています。

枝先から複散形花序を出し,白く小さな花をまばらにつけます。両性花と雄花があって,両性花の下にはふくらんだ子房が長く伸びて,やがて果実になります。

花期4〜5月

写真はいずれも2020/04/12志田原(彦山麓)