田のあぜや川岸、溝のふちなど湿ったところに生える高さ10〜50cmの2年草。 瀬戸町では田植え前の水田で見かけます。 茎や葉は無毛で柔らかく、若葉は食べられるそうです。川べりに生えるチシャ(レタス)という意味で名付けられたいうほどです。ただし,本物のチシャはキク科ですから類縁関係は近くありません。 葉は対生で長さ4〜8cm、やや尖った鋸歯があり、基部は葉を抱きます。 葉腋から長さ5〜15cmの細い総状花序を出し、直径3〜4mmの小さな花を多数つけます。 花の形はオオイヌノフグリなどと同じですが色は白色で淡紅紫色の筋が入ります。 果実は3〜4mmの球形で先端がへこんでいます。 花期5〜6月 写真は上2008/04/27、 中・下2008/05/30いずれも高浦 |
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